再生医療 アルブラストのビジネスモデル

21世紀、最も期待される「第三の医療」

21世紀、最も期待される「第三の医療」再生医療とは正常な機能を失った生体組織に対して、細胞を積極的に利用し、再生をはかる医療です。これまでの医療技術には外科的治療、移植などの方法がありましたが、細胞そのものが持つ再生能力を活用する再生医療は第三の医療と呼ばれています。
近年、国内外で角膜、歯、骨、皮膚、軟骨、心筋、血管、神経などの再生技術研究が進められています。現在アルブラストでは角膜再生や、間葉系細胞を用いた再生に関わる製品の研究開発を重点的に進めています。

再生医療ビジネスの展望

QOL角膜疾患により視力障害を引き起こされる方は年間約2万人ですが、角膜移植は1,500件しか行われていません。角膜再生医療の実用化は角膜移植を待っている方々に光を与えることが可能になるだけでなく、これまで効果的な治療方法が無かった難治性の角膜上皮疾患に対する治療が可能になってきています。また、間葉系細胞は骨、軟骨、心筋、神経などの様々な再生医療材料の素となることができ、再生医療の発展において重要な位置づけにある細胞です。治療困難な病気に希望をもたらす再生医療は多くの人々にとって福音であり、今後大きな市場を形成するものと期待されています。

コア・バリュー

コア・バリューアルブラストの主要技術は、再生医療において大きな役割を果たす細胞を分離・培養し適切な足場と組み合わせる技術、ならびにヒト羊膜からコラーゲンシートを作成し、細胞増殖に適した足場として用いる技術です。これらの技術を中核として開発した再生医療材料について、細胞を用いた製品として特に重要な『安全性』と『品質』を確保する為に、造腫瘍試験やウイルス否定試験等の非臨床試験を実施して安全性を確認した製品を開発し、再生医療サイクルの中で安定的に製造・供給するシステムを構築する力が当社のコア・バリューです。最先端の研究を行う研究者とのネットワーク、神戸医療産業都市のインフラを最大限に活用することで、新たな応用領域の開拓も構想しています。

ビジネスモデルと展開

当社は再生医療材料のメーカーとして、研究者・医療機関と患者様をつなぐ役割を果たしていきたいと考えています。研究、開発、製品の製造・供給のすべてを自社で行うことで、再生医療にとって不可欠な企業としてのプレゼンスの確立を目指し、角膜疾患やその他各種の疾患に対する、細胞を使った治療材料の開発を進めて参ります。

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