イヌの角膜上皮疾患を治療するための材料の開発を行っております。
当社では既にヒトの羊膜と角膜上皮細胞から作製した移植用培養角膜上皮細胞シートの作製と臨床応用に成功しており、そのノウハウを応用して本事業を立ち上げることを計画しております。
近年のペットブームに伴い、イヌの飼育数が増加すると共に、ペットの健康管理に関する飼い主の意識が向上し、我が子と同様に愛情を注ぐ方が多くいらっしゃいます。
また、その動物に関する医療技術の進歩も目ざましく、眼科を専門とする獣医師も全国に増加しております。
イヌにおいても難治性の角膜疾患が頻繁に見られますが、ヒトのようなアイバンク制度は無いため角膜移植による治療は困難であり、画期的な治療法の開発が飼い主や獣医師から求められております。